カーペットの取り扱い方法

 

機械織りカーペットのお手入れ方法

・ 部屋のサイズにあわせてカーペットをカットする場合の端の始末方法は?

 8畳のカーペットを購入しましたが、部屋の角など柱のでっぱりがありまして、少し切ろうと考えています。切った後、ほつれないように「木工用ボンドを塗るとよい」と友人から言われましたが、乾くのに時間がかかりそうなので他に何かよい方法はないでしょうか
織カーペットでなければ、裁断してもほつれることはありません 

 織カーペットでない限り、ほつれてくることはないので、壁際であれば何もしない方がよいでしょう。よく切れる裁ちバサミでカットして、残ったパイル(毛)は目打ちで押し込んでしまうときれいに仕上がると思います。
 織カーペットかどうかは、裏を見て戴ければわかります。裏に白い糸が運針のように入っていれば織カーペットです。


どうしても端の処理をしておきたいなら…

 もし、後々気になるようでしたら、アロンアルファのような瞬間接着剤を薄く塗ってみたらよいと思います。接着剤が乾いていないうちにカーペットを置くと、下の床材がダメになってしまうので気をつけてください。


・ カーペットを固定するためにウッドフロアを傷つけずに、貼ったりはがしたりできる吸着材は?


・ カーペットの基本のお手入れ方法とは?
長持ちの秘訣、先ずは湿気を含ませないこと 

 カーペットを長持ちさせるために大切なことの一つは、湿気を含ませないように保つことです。ふだんから家全体の風通しを良くし、湿気がこもらないように気をつけます。天気の良い日には窓をあけ、電気掃除機をかけます。この後、置き敷きカーペットやラグなら、裏返しにしたり、下に椅子などをさしこんで、裏側にも風がとおるようにすると効果的です。カーペットをよく乾燥させておくと、ほこりがとれやすく、パイルの傷みも少なくなります。


電気掃除機は逆目にかけること

 電気掃除機は、カーペットの毛並みと逆にかけます。毛をおこすようにし、パイルの根元の空気の通りをよくして、ゴミをすいとります。上から力をいれて押さえつけると、空気の流れが悪くなり、かえってゴミがとれにくくなります。毛をよくおこして、効率よく吸い取って下さい。
 春先などの乾燥した季節は、静電気のせいでほこりが壁面にたまりやすくなります。また、人が集まるところや、ものを食べるところ、鏡台の前などは、蛋白質系のほこりがたまりやすく、ダニの集まりやすい所です。不潔になりやすい場所を知った上で、掃除の頻度や、掃除にかけるエネルギーを分配しましょう。

住宅の床で不潔になりやすい場所

・ 飲食をする場所=ダイニングテーブルの周辺、リビングのテーブル周辺など。
・ ペットが生活する場所。特に寝るところやトイレ。 
・ 観葉植物を置いてある周辺。 
・ 家具や壁、階段の際。
・ 家具の裏や、押入の隅。
・ ふだん使わない部屋。例えば客用寝室や応接間など。
・ 水回り。配水管や洗濯機の後等には要注意。


月に一回はカーペットの「拭き掃除」を

 月に一回程度、カーペットの拭き掃除をおこなうとより効果的。でも方法を間違うと、変色したりするので要注意。天気の良い日を選んで試してみましょう。

・ 粉末中性洗剤(モノゲンユニ)を100倍に薄めた液を、きれいな雑巾に染み込ませ、固く絞ってカーペットを敷きます。
・ 最初は毛並みに沿って、次は逆目に、力をいれて拭いていきます。雑巾は常にきれいに保つようにし、こまめにすすぎます。 
・ ひととおり拭けたら、お湯だけで固く絞ったきれいな雑巾で、洗剤分を拭き取ります。このふき取りをしっかりおこなって、洗剤分を残さないのがポイント。洗剤分が残ると、かえって汚くなることがあります。(再汚染)  
・ 最後に乾いたきれいな雑巾で水分を拭き取ります。後は風をとおして良く乾燥させます。


カーペットを屋外に干すときの注意点

 丈夫な物干し竿に、先ず表を向けて干します。日光による退色を考えて、かならず日陰に陰干しします。ある程度湿気がとれたら、ふとんたたきで良くたたき、中のほこりを出します。次に裏返して干します。両面あわせて、2から3時間くらいで良いでしょう。取り入れた後は、両面に掃除機を丁寧にかけます。
 干している間、カーペットを敷いてあった場所を掃除し、風を通しておくことを、忘れないで下さい。

使っていたカーペットを上手にしまうには

 晴れた日を選んで行います。特に何日間か晴れた日が続き、空気に乾燥した日がベストです。まず、カーペットを、裏向けにして、屋外で陰干しします。一日中干しておくと湿気が抜けて軽くなります。ふとんたたきで、裏面表面を丁寧にたたき、さらに両面を丹念に掃除機をかけます。この乾燥をきちんとやっておかないと、カビの原因になるので要注意。
 きれいなハトロン紙で包み、風通しの良い乾燥した場所に、立てて保管します。除湿剤の利用も効果的です。半年に一度は、広げて虫干ししましょう。

パイル(カーペットの毛)が飛び出したときは

 先ず、飛び出したパイルを絶対に引っ張らないこと。ほつれたパイルを、はさみで周囲と同じ高さに切り、アロンアルファなどの瞬間接着剤を、切ったパイルの根元に染み込ませておきます。
 ウールカーペットの場合、虫害の可能性もあります。裏まで穴があいているかどうか確かめて下さい。虫害の可能性があるようなら、防虫業者に相談して下さい。市販の殺虫剤はしみになる可能性もあり、小さな子供のいる家庭では安全性にも配慮が必要です。専門業者にまかせて下さい。今後の虫害を防ぐためにも、ウールマーク付きのカーペットの購入をお勧めします。

 

 

・ カーペットを汚してしまったときには?
カーペットを汚してしまった時のポイント-1 〜基本の対処法〜

1. よごれの元を取り除きます。
水溶性の汚れなら、先ずはティッシュや乾いた布で吸い取ります。バターなどの固形の汚れなら、フォークなどで取り除きます。いたずらに水で濡らしたり、こすったりして、汚れの範囲を広げないことです。

2. 何の汚れかを知った上で対処します。  
原因によって除去方法は異なります。住宅内での汚れの原因は、大きくわけると水溶性の汚れ、油性の汚れ、泥に大別できます。原因を確かめてから、それに応じた対策をとってください。

3. 洗剤などを使うときは少しずつ。
洗剤や、ベンジンなども、量が多いと汚れの原因になります。洗剤は水で薄めて、ベンジンは少しずつ慎重に使って下さい。汚れがとれた後、きれいな雑巾で洗剤分を取り除くことも忘れずに。あせって洗剤やシミ抜き剤を大量に使うと、逆に汚れを広げます。また、台所用洗剤などには成分の強いものもあるので注意して下さい。

4. 汚れを広げない。  
汚れの周囲から中心に向かって拭くようにします。汚れを広げないように注意して下さい。

5. 漂白剤や消毒剤は使用厳禁。  
どちらもカーペットの変色をまねいたり、汚れやすくなったりします。

ポイント-2 〜水溶性の汚れをとる方法〜  

■ 水溶性のよごれの取り方。
水溶性の汚れとは、例えば、ジュース・醤油・牛乳・ソース・ケチャップ・ジャム・チョコレート・お酒・紅茶・コーヒー・キャンデー・墨汁・ヨードチンキなど

1. 汚れを、紙や布で吸い取る。固形なら拭き取る。
2. モノゲンユニ1ccをきれいな水100ccで溶かしたものを、きれいな雑巾に染み込ませ、汚れの中央に向かってたたくように拭き取ります。牛乳などの蛋白質の汚れにはお湯を使わないで下さい。
3. きれいな水を少量染み込ませたティッシュで拭いた後、固く絞ったきれいな雑巾で洗剤分を完全に拭き取ります。

ポイント-3 〜 油性の汚れをとる方法〜  

■ 油性のよごれの取り方。
油性の汚れとは、バター・マヨネーズ・食用油・卵・油性インク・靴墨・ペンキなど。

1. 汚れを、紙や布で吸い取る。固形なら拭き取る。
2. 少量のベンジンを、きれいな雑巾に染み込ませ、汚れの中央に向かってたたくように拭き取ります。ベンジン使用中は火気厳禁。
3. モノゲンユニ1ccをきれいな水100ccで溶かしたものを、きれいな雑巾に染み込ませ、汚れの中央に向かってたたくように拭き取ります。卵などの蛋白質の汚れにはお湯を使わないで下さい。
4. きれいな水を少量染み込ませたティッシュで拭いた後、固く絞ったきれいな雑巾で洗剤分を完全に拭き取ります。

ポイント-4 〜泥水の汚れをとる方法〜

■ 泥水

1. スプーンやへらなどで泥を取り除きます。
2. ドライヤーでゆっくり乾燥させ、ある程度乾いたら自然乾燥させます。よく乾いたら、ブラシなどでたたいて土をほぐし、電気掃除機で吸い取ります。


・ 湿気の多い時期のカーペットのメンテナンス方法とは?


・ カーペットについてしまった焼け焦げを目立たなくするには?
「あッツ…!」と思った時には、もう遅い。カーペットやクッションフロアなどの床材にできた焼け焦げの後はけっこう目立つもの。いったんできてしまった焼け焦げはもう元通りにはなりませんが、うまくするとわからないようにできます。うっかり、焼け焦げをつけてしまった場合の処理の方法をご紹介します。

まず、火災には気をつけたいもの −床材の防炎性について−

 床材の場合、万一火が着いたとしても、水平面のものなので炎が広がる可能性は低く、カーテンほど火災の原因になる可能性は高くありません。また、ウールカーペットやウッドフロアのような自然素材には、自己消火性という火元がなくなると自然に炎が消える特質があります。カーペットの場合は、繊維によって火の回りやすさが異なります。自己消火性のちがいで、焼け焦げのあとにもちがいがでます。例えばウール100%だと、繊維が焦げますが、ナイロン100%のものは溶けます。

 カーペットは、消防法の定める防炎性能をもったものには防炎性能試験番号が与えられ、品質が保証されています。

カーペット焼け焦げの処理の仕方
 カーペットの焼け焦げは、素材の種類によって処理の仕方が変わってきます。それは焼け焦げ方が違うからです。ウールカーペットの場合は黒く焦げますが、ナイロンなど合成繊維のものは熱で繊維が溶けています。
ウールカーペットなら、歯ブラシで黒く焦げた部分を落とし、掃除機をかけておきます。後は、そのままにしておいてかまいません。
 合成繊維の場合のものの場合は、熱で繊維が溶けて黒くなったその部分をはさみで切り取ります。次に、部屋のすみや家具の下などの目立たない部分の毛を切り取ります。焦げ目の部分に木工用ボンド(乾くと透明になる)をつけて、切り取った毛を埋め込んでいきます。

 なお、オキシドールなど漂白剤で、焦げた部分をこすったりすることは再汚染を招き、かえって汚れてしまうことがあるので使用はさけて下さい。

大きな焼け焦げには“パッチ方式”がお薦めです

 ウールの場合にしても、化繊の場合にしても、大きな焼けこげや穴には“パッチ方式”という継ぎ方があります。焼け焦げた部分を、ごっそり丸ごと切り取って取り換える方法です。購入時に端切れをもらっておくと便利です。ないときは家具の下など目立たない所から切り取ってくるのも一考です。

 まず、焦げたカーペットと同じカーペット片を用意します。次に、焦げ跡よりやや大きめに四角形をパイル列に沿って切り抜きます。その焦げた部分を切り抜いたものと、全く同じ四角形をパイルの目数に合わせて、共布から切り取ります。それを、焦げ跡を切り抜いた所へ、ボンドをつけてはめ込みます。あとは、ブラシをかけて継ぎあとが目立たないように整えます。こすったりすることは再汚染を招き、かえって汚れてしまうことがあるので使用はさけて下さい。

わかりにくい場合は 電話でお問い合わせください。電話 079-235-8857  IP電話050-3336-5889

 

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